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「俺がいつ嘘ついた?!お前は葉山先輩を選んだんだろ?じゃあ俺が誰と付き合おうが関係ないじゃん」
「だって、うっ、ううっ。あれから、まだ一週間だよ?ううっ麻人は私の事からかってたんでしょ?馬鹿にして楽しかった?」
いつの間にか流れていた私の涙
「馬鹿になんかしてねーよ。俺…まだお前の事好きだし…」
そう言うと切ない顔をして私の頬に手が触れる
「麻人?」
初めて麻人を男と意識した瞬間だった
「ずっと好きだった。だから高校もお前のおばさんに教えてもらって同じ高校にしたんだ。…………お前、俺の事どう思ってんだよ」
麻人の真っ直ぐで熱い視線から目が離せなくなっていた
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