プロローグ

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 よし!彼のことは忘れた……ことにする。だって今は彼のことを引きずっている場合ではないのだ。  理由は簡単。  私一人だとお店が回らない!  それがわかっていて止めなかった私も馬鹿だけどね。  でも彼が勉強にならないって言うなら仕方ないかなって思うんだ。  ……はぁ。  自分の駄目さにため息が出る。  ……あー、そうだ。新しいパートナーを募集しなきゃ。でもすぐには来てくれる人もいないだろうし。 「……困ったなあ」  ポツリと言葉が漏れ出てしまった。  今日という日はまだ始まったばかり。  とにかく今日一日を頑張って乗り越えなくては!  頑張れ、私!! .
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