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「リラ、人手がどうしても足りなかったら私に言ってね。必ず手伝うから」
「ルカ、ありがとう!そんな優しいルカには飴ちゃんをあげちゃう!」
言いながらポケットをガサガサと漁る。
「飴玉はなに味が出てくるの?」
「スウィートオレンジ味です!」
「あら、私の好きな味」
取り出した飴をルカに渡して、少し話をした。
楽しいときって時間が経つの早いよね。
今、時計を見て思ったことだ。
「あ、もうこんな時間だ。私はそろそろ帰るね!お店が心配だし」
「えぇ、気をつけてね」
「はーい!またのご来店お待ちしてます!!」
私は大きくルカに手をふって、お店へと走り出した。
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