パートナー

3/5
350人が本棚に入れています
本棚に追加
/374ページ
「リラ、人手がどうしても足りなかったら私に言ってね。必ず手伝うから」 「ルカ、ありがとう!そんな優しいルカには飴ちゃんをあげちゃう!」 言いながらポケットをガサガサと漁る。 「飴玉はなに味が出てくるの?」 「スウィートオレンジ味です!」 「あら、私の好きな味」 取り出した飴をルカに渡して、少し話をした。 楽しいときって時間が経つの早いよね。 今、時計を見て思ったことだ。 「あ、もうこんな時間だ。私はそろそろ帰るね!お店が心配だし」 「えぇ、気をつけてね」 「はーい!またのご来店お待ちしてます!!」 私は大きくルカに手をふって、お店へと走り出した。 .
/374ページ

最初のコメントを投稿しよう!