夢への第一歩

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「持ち物はできるだけ軽くするんだぞ~、俺なんて初のドスジャギィの狩りにポーチ一杯持っていってギルドの支給品が持てなかったからな」 このガッハッハとも言わんばかりに笑う大男はグラン ドゴツイ身体つきでいかにもハンターっぽい… 逆立つような茶髪で力強い黒い目と、特徴的な片目だ グランは誰にも優しく新米ハンターにも慕われる教官的存在だ… どこぞの教官なんかより熱心なんだよな だから俺はまだ見た事無いケド ロアルドロスとか言う水棲の獣の防具である 腰の上の辺りに掛けるは何体ものモンスターを、叩き潰してきたであろういかついハンマーがある 片目は何かの爪でひっかかれた様に失っている… その理由を聞いても「お前にはまだ早い」の一点張りだ……
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