仲間

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「桑水流由樹(クワズル ユキ)。」 この間の美少年だ。 サラサラの銀髪が間接照明に照らされている。 その隣には、この前、トゲトゲしい言葉を発していたお嬢様。 そのお嬢様はそっぽを向いて、目を合わせようともしない。 「こっちは更科朱理(サラシナ アカリ)。」 代わりに答えたのは由樹だった。 それも、いつもの事のように。
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