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「疲れたか?」
『……はい。』
日が昇る朝方に解散して、朝霧さんのマンションに帰ってきた私達はベッドで寝る準備をする。
今日は土曜日だから、ゆっくり寝られる。
私の髪を弄くる朝霧さんは、全然眠そうに見えない。
『…朱理ちゃんに何かしたかな。』
結局、一言も話さないまま解散してきたのだ。
「………。」
『…仲良くなりたい…な。』
せっかく仲間になったんだし。
それに、朱理ちゃんの目が気になって頭から離れない。
悲しみを含んだ目が。
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