仲間

43/43
前へ
/224ページ
次へ
朱理ちゃんはどうしてあんな目をするのか、知りたい。 そして、何とかしてあげたいと思ってしまう。 そんな私は、お節介なんだろうか。 「…今日は寝ろ。」 いつの間にか髪を弄るのを止めていて、私の顎に手を掛ける。 上を向かされると、軽く唇を触れ合わせて。 「それとも…、 何も考えられなくしてやろうか。」 意地悪な笑みを浮かべた。
/224ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1805人が本棚に入れています
本棚に追加