天道霞

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「皆やる気になったねぇ~!やったね!シュリウス様!」 シュリ……ウス?って、ルナの兄よね? 「ぁあ……」 とても小さな声だけど、低い声が聞こえた。 これが……同死者計画……長官の声…。 「そこに……お前の兄貴がいるのか…?」 口を開いたのは、夏樹君。 「ぅん、そだよ!」 「だったら……だったらそいつに話しをさせろよ」 「ここからでも十分アンタの声は聞こえてるから大丈夫だょ?」 「……じゃ、言うわ」 何を言う気だろう? 私は不安だったけど… 絶対生き返る。 その思いばかり、募っていた。
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