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「組長、稽古のお時間です、
起きてください」
「んー…やだ」
「………」
毎朝こう、組長本人も言っていたけど、
本当に朝に弱いみたい。
「近藤さんにいいつけますよ?」
「…!もっとやだ」
「早く起きてください、
お茶、つめたくなっちゃいますよ」
私がそう言うともごもごと
布団から出始める組長。
「もー…、しょうがないな」
なんて言う組長にお茶を手渡すと少しづつ飲みはじめる
そしてその間に胴着をだして
布団を畳んでしまう
「じゃあ、着替えるから、」
組長に空になった湯飲みを渡され部屋を出る、
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