正反対なきみ

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「おせえ、何時間待たせんだよ」 二重人格なんだから 「ごめん…」 「帰るぞ」 表は爽やかな好青年、裏の顔はわがままな俺様。なんでこんなやつと付き合ってるの?って聞かれたって仕方ない、だって 「あー寒い」 こんなに文句言ってたって、ちゃんと僕を待っててくれる優しい人なんだから 「裕翔、俺手寒いかな」 「…じゃあ、暖めてあげるね!」 *正反対なきみ 手を繋いだその刹那、前を向いてるきみの頬が少しだけ赤く染まったのです END シリーズ化しようかなとか思いつつ、迷ってます
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