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普通で平凡な毎日。
これが普通だと思っていた。
でも、普通、平凡が幸せだということに、
俺は気付けていなかった。
そして、あの夢の通り、俺はこれからも普通に平凡に過ごせたんだ。
だけど俺が平凡にすごすには“アイツ”と関わってはいけなかった。
でも俺には代償が大きすぎた。
そんなのは、最初から無理だったんだ……。
俺達はただ、平穏な日常を過ごしたいだけ……。
でもその願いも届かずに、
非日常の扉が今、
開こうとしていた―――……
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