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「うるせーよ…。
お前だって協力的じゃないだろ…。」
んで、俺の前の席のヤツは…。
「あー…。でも今年は真歩ちゃんと理緒がいるから…きちんと出るつもりだよ?」
何でだよ…。
あ~俺の前の席は、直哉だ。
いつもはこういう行事に協力的じゃないのに…なんでこういうときに限って…。
「いつも理緒こういう行事のときサボるから、無理矢理にでも出させるからね!!」
真歩が少し大きな声で言う。
コイツはいつもこんなんだからな…。
で、たぶん直哉も…。
「そういうことなら、真歩ちゃん、俺も協力するよ!」
「ありがとう、直哉君!」
やっぱりな…。
真歩と直哉は笑いあっている。
「はぁ…。」
俺は二人に気づかれないよう、小さくため息をついた。
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