始まりは突然と

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「ねぇ、その噂の話なんだけど」 暗い雰囲気を出している 私達のもとに来て 話かけて来たのは このクラスの委員長の '新藤 雅樹'だった 「…何?委員長。」 「その噂の、名前知ってるか?」 「知らない。」 「知らないよ。」 「知りたくもねぇよ。」 委員長は私達の返事に ニヤリッと怪しく笑うと こう口を開いた 「'あの世からの復讐者'だって。 僕達はもう逃れられないよ。」 委員長は私達にそう 言うと教室から 出て行った。 「何よ、あれ。」 「胸糞わりぃぜ。」 「………………」 美帆…本当に 貴方なの? 貴方がこんな事 しているの? 「…逃れられない、か。」 私の言葉にクラスの 皆が思っただろう '死にたくない'と━…
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