変わらない日常

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~好幸サイド~ 自己紹介やら諸連絡で今日の日程は終了。 今は下校中な訳だ。 「やっぱり知り合い少なくて新鮮味があったわね。これからが楽しみだわ。」 「まぁ~大体は県立高校に流れるからな。少なくて当たり前だろ。」 「確かにね。あの変態は初日から先生にアタックしようとして…知り合いと思われるのが恥ずかしいわ…」 「変態…?あぁ充か。アイツは高校=青春、青春=恋愛だからな。お前も恋愛でもしてさっさと俺のお目付け役を降りてくれよな。」 「私も部活入るからそんな暇無いわ。」 ムッとして答えられた。 コイツ部活やるなんて聞いてないぞ? 中学の時にもう卓球はやらないって言ってたし、何部に入るつもりなんだ? 「部活?何部だよ。」 「卓球よ!マネージャーだけど。」 「訳がわからん。卓球部のマネージャーなんて聞いた事も無いわ…」 「本気よ。アンタから目を離すつもりも離れるつもりも無いんだから!じゃね!」 「マジかよ…」 アイツ何のつもりだよ… てかもうコイツん家の前だったのか。 俺も帰るかな…てか隣だし。
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