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第一弾 【魔法少女リリカルなのは -MEMORY IS NANOHA-】
新暦0068年
3人の魔導師の絆の物語
管理局入局2年目を向かえるなのはは、異世界の調査任務中に油断をして大怪我をした
それは、1人の魔導師の運命を左右する
大事故だった…………
そして物語は、19歳になったなのはが、昔を思い出すとこから始まる。
ライル・R・ブリード
母親のお腹の中にいた頃に薬物投与を受け、母親の命と引き換えにこの世に生を受ける。
彼の人生もまた壮絶だった。育ててくれた実の姉を事故で亡くし、拾ってくれた恩人を目の前で殺され、自らの過ちで部下全員を死なせてしまった。
すべてに絶望したはずのライルだったが、それでも前を向いて歩き出す。恩師のコラードからの依頼で、短期プログラムを受ける魔導師2人との出会い
そして
なのはのリハビリ、因縁の相手ジャリスと、スカリエッティが造り出した戦闘機人との戦い
心に恐怖が生まれ、飛ぶことが出来なくなったなのはを、もう一度空に上げたのは、ライルだった。
そして、すべてが終わりを告げると、待っていたのは悲しい別れ
リミッターを解除したライルは、無限の魔力を抑えきれず、爆発した。
その衝撃を他の次元世界に及ばさせないように、ライルは爆発と同時になのは、フェイト、はやての3人の魔力砲撃でその命を断った。
だが、死んではいない
ライルがなのはたちに教えた最後の教導
「人の死とは、みんなから忘れられること、俺を死なせたくなかったら、俺の言ったことを一生忘れんな、それを次の世代に伝えていけ」
無茶をすればこうなる、なのはにとってライルは
魔導師としても、人としても良い師だった。
1人の魔導師が残した軌跡
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