物語

2/6
187人が本棚に入れています
本棚に追加
/391ページ
第一弾 【魔法少女リリカルなのは -MEMORY IS NANOHA-】 新暦0068年 3人の魔導師の絆の物語 管理局入局2年目を向かえるなのはは、異世界の調査任務中に油断をして大怪我をした それは、1人の魔導師の運命を左右する 大事故だった………… そして物語は、19歳になったなのはが、昔を思い出すとこから始まる。 ライル・R・ブリード 母親のお腹の中にいた頃に薬物投与を受け、母親の命と引き換えにこの世に生を受ける。 彼の人生もまた壮絶だった。育ててくれた実の姉を事故で亡くし、拾ってくれた恩人を目の前で殺され、自らの過ちで部下全員を死なせてしまった。 すべてに絶望したはずのライルだったが、それでも前を向いて歩き出す。恩師のコラードからの依頼で、短期プログラムを受ける魔導師2人との出会い そして なのはのリハビリ、因縁の相手ジャリスと、スカリエッティが造り出した戦闘機人との戦い 心に恐怖が生まれ、飛ぶことが出来なくなったなのはを、もう一度空に上げたのは、ライルだった。 そして、すべてが終わりを告げると、待っていたのは悲しい別れ リミッターを解除したライルは、無限の魔力を抑えきれず、爆発した。 その衝撃を他の次元世界に及ばさせないように、ライルは爆発と同時になのは、フェイト、はやての3人の魔力砲撃でその命を断った。 だが、死んではいない ライルがなのはたちに教えた最後の教導 「人の死とは、みんなから忘れられること、俺を死なせたくなかったら、俺の言ったことを一生忘れんな、それを次の世代に伝えていけ」 無茶をすればこうなる、なのはにとってライルは 魔導師としても、人としても良い師だった。 1人の魔導師が残した軌跡
/391ページ

最初のコメントを投稿しよう!