#02 大事件の引き金に

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なのはの上空を飛ぶ、ルイズとラミナは、たった1人で未確認体を破壊するなのはに感心していた。 未確認体の戦力は未知数だが、少なからず一撃で破壊出来るものではない さらに、1人で倒せる相手でもない。 ここにいる航空魔導師のほとんどが、AA、またはAAAの魔力ランクなのだが、一体に対して三人で当たってようやくまともに戦える だから、余計になのはの存在が浮いて見えた。 ルイズ『至近距離からの魔力砲撃。あれなら強力な魔力シールドも物理装甲も貫ける……やってみる?』 ラミナ『いえ💧あの、もう少し修練を積んでからで』 ルイズ『……そう』 頬を赤く染めるラミナから顔を反らし、ルイズはクスッと笑みを浮かべ 次の目標へと急ぐ。 ……………… 未確認体の襲撃から、二時間と二十二分。 管理局の最大戦力で迎撃した末に、ほぼすべての未確認体の破壊に成功した。 しかし、破壊した未確認体はことごとく自爆し、その破片すら残さない 結局、この襲撃事件は大きな謎を残したまま 終結した。 ……………… ………
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