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それ以後、
運動会が終わるまで彼は私の前には表れなかった。
「本当に付き合ってるのかな?」
「来ない方がよかったのかな?」
そんなことさえ、
考え始めていた。
運動会終了後、
打ち上げがあると聞いた。
ビー君はアイの彼とは細かい地域が別らしく、違うところで打ち上げがあるのだそうだ。
だが、
私はアイ達と離れて一人知らない町の打ち上げなどには行けないので、アイ達と行動を共にすることにした。
ビー君は、すぐに切り上げて合流するといった。
アイの彼の地域の人は、
私を物珍しそうに最初は見ていたがアイの彼が紹介してくれたこともあり、
「一緒に飲まんかー?」
と誘ってくれたりしてやさしくしてもらった。
「田舎の人は暖かいなぁ。」
もう馴染んでいた。
二時間ほどして、
ビー君から連絡があり、
友達内だけでカラオケへいくことになった。
またまた街中を抜け、
さらに10分程車で端ってカラオケに到着。しかし・・・とおい。
すでにかなり出来上がっている状態の彼は、ハイテンションでろれつが回っていなかった。
久々みんなと飲むんだし、少し飲みすぎているのかな?
あまり話もできないのは淋しかったが、そこはわがままは言えないと我慢した。
その日はその後夜12時くらいまで歌って、アイ達と帰った。
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