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だんだんこの部屋に近づいてきます…。まさか…
バーンッ!!
「・・・私のかわいい弟泣かせてんじゃねぇよクソメガネー!!」
…お客様はナギのお姉様でした。
いらっしゃいませ。
「チッまた来やがったなクソ女!兄弟共々ダメ野郎だな!」
先ほどからお気づきかもしれませんが、璃亜兄が登場の時とキャラが違う気がすると思いますが、極度の興奮状態になると崩壊します。
「なーくん、なにされたの?;;」
「ちげーよ!こいつがうちの智亜に抱きついてたから仕返しに梅干し没収したんだよ」
「なーくんの大好物を没収するなんて最低!やっぱあんた最低!!」
「もういいんだ姉さん、僕が悪いんだ」
「なーくんはうれしくなると抱きついちゃう癖があるの!嬉しかったのよね!?」
「うん…」
「…~~~っわかったよ!ほらよ」
「一度渡したものをまた取り上げるなんて!もういいわ、帰りましょ!」
「じゃ、じゃあね智亜」
「うん!また明日!」
バタンッ
「…はぁ、一段と疲れたな」
「それは璃亜兄だけです」
「あっ、そういえば玄関の前にこんな物が落ちてたぞ」
「なに?」
・・・ん?CDケース?
中は・・・紫のCD
「じゃあちょっと俺買い物行ってくる。留守番頼んだぞ」
「はーい」
それにしても、紫とか不気味ー・・・触ってみよっと
ボフンッ
「うわっ!!!!」
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