2/17
244人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
源田と翡翠はボスの所へ行った。 着いた所はごくごく普通の高級ホテルだった。 なんの迷いもなく中にはいりエレベーターの 最上階 を押す。 エレベーターを出て着いた先は一つの部屋の前だった。 勿論、左右には廊下がある。 コンコン 「失礼します。源田と翡翠、ただいま戻りました。」 部屋を開けると一人の三十代後半の男性が見えた。 男性は源田達を ちらっ と見るとまたパソコンに目を移した。 「………早かったね。」 『源田さんにせかされましたから…。』 「遺体が見つかるのは遅かったみたいだけど。」 『何故でしょうね。』 「まぁ、良いけど。源田は帰って良いよ。翡翠は残っててね。」 失礼します と言って源田が出て行った時ボスが翡翠に手招きした。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!