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源田と翡翠はボスの所へ行った。
着いた所はごくごく普通の高級ホテルだった。
なんの迷いもなく中にはいりエレベーターの 最上階 を押す。
エレベーターを出て着いた先は一つの部屋の前だった。
勿論、左右には廊下がある。
コンコン
「失礼します。源田と翡翠、ただいま戻りました。」
部屋を開けると一人の三十代後半の男性が見えた。
男性は源田達を ちらっ と見るとまたパソコンに目を移した。
「………早かったね。」
『源田さんにせかされましたから…。』
「遺体が見つかるのは遅かったみたいだけど。」
『何故でしょうね。』
「まぁ、良いけど。源田は帰って良いよ。翡翠は残っててね。」
失礼します と言って源田が出て行った時ボスが翡翠に手招きした。
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