春乃家の姉妹

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新学期の朝、大体私は朝起きる時、目覚ましより早く起きる。 「さあ今日から二年生、お姉ちゃんとして良いお手本にならないとね」 まあ妹は元気だけど、どこか抜けてる感じだから自分に渇を入れる必要はないんだけどね。 とりあえず制服に着替えて朝ご飯の用意しに行こうかな。 「あ、その前に」 妹を起こさなくちゃ。 どうせまだ寝てるだろうし。 「優莉、朝よ? 起きてる?」 とりあえず妹の部屋の前でドア越しに声を掛けるが反応無し。 いつもの事なんだけどねぇ。 仕方ない、直接叩き起こすか。 「優莉? 起きろお、おーい」 部屋に入って妹の側で声を掛けても反応しない。 いつまでも変わらないなぁこれは。 今私はどんな顔してるだろう、まあ多分ニヤケてるんだろうけど。 まあそれは置いておいて早く起きて貰わないとね、学校に遅れる訳にはいかないし。 「おーい優莉、朝だよお」 私は妹の布団に手を伸ばした。
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