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んはっ、息ぴったりや。なんて大倉さんは笑っていた。
4人で夕飯のカレーを食べた。
「俺も作ったんやで!このニンジン俺が切ってん!」
「それだけじゃ作ったって言わないよ(笑)」
「ちょっ、響子さんひどいぃ」
「大倉さん拗ねてる!」
「子どもみたい(笑)」
「んは、子ども言うなや~」
お父さんになる大倉さんがいて、ママも幸せそうに笑ってて、愛音と愛華がいて。
めっちゃ幸せな時間だった。
生まれた時からお父さんがいない愛華にとって、この時間はとっても不思議な感じがした。
「カレーめっちゃうまいな!」
「ママが作ったのは全部おいしーよ」
「自慢か!」
「自慢や!!!悪いか!!!」
「ははっ、愛華やば(笑)」
初対面の大倉さんだけどすぐに『家族』になれた気がしました
「いつも3人で並んで寝てんのやろ?俺愛音の隣な!決定!」
「ママぁー布団3枚しか無いよ?どうするの?」
「どうしよっかー」
「あ、布団なら全然大丈夫やで!俺愛音と一緒に寝るし!」
「えぇ~暑苦しい」
「あったかいやん!」
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