◆ ママと過ごした毎日

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中学校は今の中学校を卒業したいからということで残りの半年は今のまま。受験は都内の高校を受験して、中学校を卒業したら忠くんの家に引っ越すということになった。 忠くんは忙しいのに毎日のように家に来ては身の回りのことをしてくれた。 大晦日は忠くんと一緒に大阪に行き、愛音と風雅と3人でエイトの年越しライブに参戦。 1月は私立の無限大学園を受験し、2人とも合格。 2月、ついに忠くんは重大発表をした。(事務所の許可あり) 結婚していたこと。相手が子持ちだということ。自分との子どもも生まれたこと。そして、奥さんが亡くなったこと。これからは子どもたちと一緒に暮らすということ。 インターネットの掲示板ではファンやファンでないひと、いろんなひとから批判を受けていた。 批判は子どもであるアタシたちのことも書かれていた。 けれど忠くんはそんなん気にしちゃあかんって言う。芸能人に批判は付きもので、芸能人の家族になったからには逃れられないそうだ。 逆に、応援してくれるひともいっぱいいた。 忠くん宛てのファンレターにはおとんがんばれ!だとか、子育てを甘くみちゃダメだよ!なんてダメ出しまであった。 忠くんがファンの子に愛されてる証拠やね 3月中旬、しっかり変装した忠くんと好奇心で一緒に来たエイトの亮ちゃんに見守られ、号泣しながら卒業しました。(風雅は泣いたら大変だからってことでエイトのメンバーが面倒見てくれてた) 「愛音、愛華!卒業おめでとう!」 「あー卒業式疲れた」 「自分の卒業式やん(笑)」 「うぐっ、涙っ止まらないぃっ」 「目ぇ腫れてぶさいくなるで」 「ちょお亮ちゃん、うちの子いじめんといてぇ」 「うっさいボン倉」 _
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