◇ おとんの家族愛!

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着いたで!と言われ見てみると目の前にはアクセサリーで有名なブランドのお店。 忠くんの持ってるアクセサリーってほとんどここのやけど、よく考えてみたらエイトも愛用してるブランド。 「内この前のできてる?」 「あ!たっちょん!とみなさん!ちゃぁんとできてんで!」 一緒に連れて行かれた店内。ひょろっとした背丈、けれどふわふわし空気を纏ってる内さん。アタシたちも挨拶をする。 この前亮ちゃん来たで~なんて言いながら内さんが持ってきたのは5つの小さな箱。 横1列に並べられた箱に入ってたのはネックレス。星形のシルバーチャームの真ん中に1つずつ違う色の小さなストーン。 緑、茶色、藍色、ショッキングピンク、白。 この色は家の中で1人ずつ使い分けている色やった。 それぞれ自分の色のネックレスを着けてみた。 「家族でおそろいって憧れあってん。ずっと残るものがえぇなって考えて‥」 4人で写真を撮ることになり、忠くんはママの色である茶色のネックレスを持っている。 「この写真絶対飾ろうな!」 風雅はまだ幼いからと外してちゃんと保管することになり、アタシと忠くんと愛音は着けたまま。ママとの思い出ボックスにママのネックレスもしっかりしまった。 「それでなっ、サイトウです。って標準語で!!!もう俺あかんやん!あははは!」 「ふっ、またすごい設定(笑)愛華ってそういうの得意だよな」 「忠くんのばーかー!何で言っちゃうのー」 「たぁしぃ、りょっちゃんいつあそべう?」 「明日亮ちゃんに聞いとくな」 「ふう、りょっちゃんすっきや」 「たぁしと亮ちゃんどっちが好き?(笑)」 「りょっちゃん!(即答)」 「俺嫌や!!!」 《近況報告》 ◆俺の家族愛をカタチに! 最近の出来事って言ったら友達の店でネックレスを買ったことやな。家族で色違いなんやで!末っ子は幼いからまだ着けられへんけど、上の2人は気に入ってくれたみたいで四六時中着けてくれててオトン超幸せ!次はお揃いのTシャツにしようかな。(「絶対拒否されるやろ」と隣にいた錦戸につっこまれる)‥そやね。あかん、はよ帰りたい(笑)これからもずっと家族を大切にしていくで! 雑誌に載るのはもう少し先のお話。 _
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