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「嫌や、侯くーん」
ふんっ酔っぱらいめ!
こういう時の逃げ場は侯くんって決まってんねん
「俺を巻き込むなや」
「酔っぱらい嫌やもん」
侯くんとすばるくんの間にぴったり、と言うか無理矢理収まってみたアタシ。
「おっちゃんと楽しい話でもしよかぁー」
「愛華はたっちょんとお話すんねん!」
「忠くんしぃー!」
「たっちょんいぃー!」
「次はちゃんと侯くんち泊まるな~」
「お前この前大変やったんやぞ。大倉から何回電話かかってきたことか」
「大丈夫。内緒で行くし」
「それはあかん!たっちょん許さへんで!外泊は保護者の許可が必要です!な、山ぴぃ」
「うん、まあ‥」
「忠くんうるさい!」
「忠くんかっこいい!って?知っとるがな~」
どこまでも面倒くさいマイファザー
そんな騒がしい中、携帯をいじっていた愛音が立ち上がるとどこかへ行ってしまった。
少しして戻って来た愛音の後ろには
いつも部屋着として着ているサッカーのユニフォームTシャツを着ているテゴ。
「お邪魔しまぁーす!みなさんおそろいで宴会か何かですか!?」
うるさいのがまた増えました。
「あ!愛華これあげるー。バレンタインのお返しよーん!」
さっきの訂正します(笑)
「ありがとう!」
テゴから受け取った袋を早速開けてみることに。
この際どこに座るのも良くなって忠くんの隣に座る。
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