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それを見ていたみんなは思い出したかのように次々と渡してくれた。
どれもアタシが好きなものばかり。
みんなようわかってんなー!
ちなみにテゴからはスカルシリーズ。明らか自分好みやーん(笑)
愛音からはブレスレットを頂きました。それもめっちゃアタシ好みの!さすが我兄貴!マイブラザー!
サッカーしていくと言うのは、これを買いに行くためについた嘘やったらしい。
「山田と有岡にもついてきてもらったんだけど、あいつらクレープ食べ始めちゃってさ(笑)結局俺1人で選んだ」
大好きな亮ちゃんに会えてウキウキしてる風雅からはほっぺにちゅーを貰いました(笑)
ひとつひとつ開けている間、
横から乗り出して見ていた忠くんはアタシより大きいリアクションをし、アタシよりニコニコ。
いつにも増して機嫌がえぇみたいです。
「はいこれ、あーげる!」
そんな忠くんに手渡されたのは緑色の封筒。
なんやろ?
中には白い紙が1枚入ってて
『大倉愛華専用
おとんの愛情手料理リクエスト券』
忠くんの字で書いてあった。
「どう?おとんからの愛」
音符とハートが付いてそうなくらいのトーンでアタシに問いかけてくる。
そんな忠くんとは対照的に、アタシは何も言えずにいる。
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