◇ おとんはXXXX

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ごめんごめん。なんてテキトーに交わしながらすぐに隣のレーンに移動した車。 危うく遠回りするところだったけれど、愛音が気づいたおかげでなんとか真っ直ぐ帰宅することができた。 ぴぃっていつもぼーっとしてんねん 「山下くん寄ってく?」 「いや、薬買ってくる」 「ぴぃ優しい~」 「じゃあ」 風雅の頭を撫でて車に乗り爽やかな風を吹かし薬局に向かった。 「よし、中で待ってようか。」 風雅を抱っこしてる愛音より先に歩いてエレベーターのボタンを押した。 胸ポケットからケータイを出してテキトーに開いて見れば、『PM00:05』木曜日か‥あ! 「ヒナちゃんとゆうくん出てんで!あかん!はよせな!」 _
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