金への執着心

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ガタンゴトン、ガタンゴトン 俺は今電車に乗っている。まぁ 高校からの帰りなんだけどね。 しかし 何やってんだよ。俺の隣のおっさん もう50代ぐらいだろうな。 まぁ 俺正義感強いから いっちょ 言ってやるか。 「おい おっさんこの手で何してんだ?」 「な 何もしてない」 あーあ このおっさん 嘘つくんだ。 まじねー 「ねぇ お嬢さんこの人にどこ触られたの?」 女の子は 困惑しながらもお尻と言った。 「どうゆう事だ? お前何もしてないとか言ったよな?」 さぁどうする? おっさんよ? すると突然 プシューと聞こえた。 あ 俺の降りる駅だ このおっさんも連れて行くか。 あー あいつ走って逃げて行きやがった。 最悪だ。 まぁ 今回は失敗だな。 「ねぇ 君大丈夫? ごめん捕まる事出来なくて」 俺はめちゃくちゃテンション低めに言った。 だってあれが手に入らなかったからなー。 「あっはい大丈夫です。 ありがとうございました」 俺は、 ん とだけ言って電車から降りた。
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