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ったく あのおっさん運がいいな。
俺は駅の改札口を通りながら ぶつぶつ言っていた。
すると 突然女の子が声をかけてきた。
「あっ あの」
俺は振り返りながら不機嫌オーラを出しまくった。
ん? こいつさっき助けた奴じゃねか。 何しに来たんだ。 すると 一万円札を取り出し ありがとうございましたと 言った。
俺は戸惑いながらも、一回断った。 ここで貰ってもいいけど少し様子を見よう。
「いえ、そんな僕は当たり前の事をしただけですから。」
うわー ちょー貰いたいよー 一万円だぜ やばい欲しい。
「いえ そんなこれはほんの気持ちです。 別に一万円ぐらいたいした事ありませんし」
一生懸命に 渡してくる金。けど俺は一瞬馬鹿にされた感じだっただから 俺は 皮肉たっぷりに ありがとう と言った。
すると女性は笑顔で走って行った。
「ったく 何なんだよあの女一万円貰ったのは嬉しいけど 何か変な感じだ」
俺は 小さくハァー とため息をついた。
「一気に儲かる話しないかなー。」
まぁそんな事があったら苦労なんかしないよなと 小さい独り言を言った。
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