第2話 【運動会】

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──あれから数日が経ち運動会当日となった。俺はあの晶が言った言葉の意味を考えていたが結局分からずモヤモヤする数日となった。 晶はあれから俺の部屋に来なくなった。それどころか家にすら来なくなった。学校で何回か会ったが無視された。まぁ学校の時は何回か無視された事があったので気にして…ないよ? 「あ~…めんどくせ」 校長の長い話しを聞き終え準備運動も終え今は団に置いてある自分の椅子に座ってる。 「亮ー!」 聞きたくない言葉が聞こえてきた。 「お前あのお茶会部に入ったんだって!?羨ましいなおい!」 「……何で知ってるんだよ。どうやって情報知ってるんだよ」 「それは企業秘密だ!」 人差し指で口に当てシーっという仕草をしている。これが女の子だったら可愛いんだが野郎だから胸糞悪いわ。
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