第2話 【運動会】

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「…そう言えば約束していたね」 晶は俺から退き横に座った。俺もやっと起き上がれた。 「それで亮…願い事は何?」 「そうだな…」 正直まだ決めてないんだよな。でもな今の晶を見ているとある提案が思い付いた。 「俺はこれからやることは何でも適当にやる。それを口出ししないでくれ。…それ以外はどうでもいい。例えば…例えばだぞ?お前が俺のベッドに入ろうとかまわない」 「え?……」 晶は俺の言葉を聞きなんかふっきれた感じになった。 「…だからよ。我慢とか…そのよォ…」 「亮……やっぱり大好きぃぃぃいい!!」 晶はもうまんべんな笑顔で抱き付いてきた。…今は別にいいか。でもな俺と晶は友達同士だ。恋人同士ではない。 いつか、晶も彼氏を作ったらこの関係は終わるだろうな…。 「ってキスをせがむなぁぁぁあああ!」 「亮キス!キス!」 こうして運動会は無事終わった。
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