第3話 【お茶会部】

2/30
3410人が本棚に入れています
本棚に追加
/309ページ
運動会も終わり俺は毎日楽に放課後を…楽に…… 「渚先輩。毎日こうグウタラでいいんですかね?後、串宮先輩をどかしてください」 「グウタラ最高だろうが!お前も適当に生きる人間だろ?…無理だ。串宮はどかせない」 俺は今部室に来ている。それまではいいんだよ。ただ、入って椅子に座った瞬間串宮先輩が俺の膝に乗り本を読み出した。 この行為が始まったのは運動会が終わってからの部室に行った時からだ。最初は皆驚いていたがその内この光景を当たり前のように思っている。 「あの~…串宮先輩?」 「……否」 はい。退かないらしいです。
/309ページ

最初のコメントを投稿しよう!