第3話 【お茶会部】

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この人は一言しか話さないから何を考えているか分からない。 「しっかし亮君はさ茜に気に入られて羨ましいよ。僕でさえ最近こころ通じあうようになったのに、亮君は一週間でやってしまうとは」 碧先輩は最後の授業は体育だったのか体操服のまま来ている。 「とりあえずは退いて欲しいです。落ち着けません」 「まぁ君も男の子だもんね~…変な事考えちゃ駄目だよ?」 碧先輩はニヤニヤとしながら話すもんだからさ、こうイラッときたんだけど俺はなんとか落ち着かせた。 一応串宮先輩は制服なんだがここの制服は上が黒でスカートがピンクのチェック柄なんだよ。俺でさえグッとくるから、なんとか抑えてるんだけどさ…串宮先輩はさ…ニーハイな訳。黒の。 俺のドツボにくるもんが沢山あって…正直嬉しいような悲しいような気持ち。
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