プロローグ

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「絶対に中をみるな、この封筒について誰にも話すな」 と父が言っていた封筒があった。 “封筒” “開けてはならない” 当時12歳の俺が開けないわけがない。 自室に隠していた封筒だが、施設に持ってきていた。 中の書類には 極秘 と赤く印が押してあった。 ご存知日本人なら誰もが知っている D財閥 ってあるだろ? そこにはD財閥の裏金、海外マフィアとのやりとりについてなどが書いてあったのだ。 超機密事項の数々が記されていた。 身体中からとどまることなく汗が流れる。 そう、 これが始まりで これが全てなのだ。
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