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それから数年の月日は流れていきました。
お姫様はお妃様のお祈り通り
雪のように白い肌と黒檀のような黒髪、血のように赤い唇を持つ幼いながらに輝くばかりの美しさを持っていました。
お姫様はその肌から白雪姫と名付けられました。
そんな白雪姫に新しい母親が出来たのは七つを数えた頃でした。
美しいお妃様でした。
しかし、血の繋がらない二人はどうしても仲良くすることが出来ませんでした。
王様は困りました。
大切な白雪姫に寂しい思いをさせたくない。
そこで王様は、白雪姫をいっぱいいっぱい愛してあげました。
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