7人が本棚に入れています
本棚に追加
一介の狩人の言葉など、誰も聞き入れてくれないと思ったからです。
狩人は他の家来に見付からないように、白雪姫の部屋に枝を伸ばす木に登って白雪姫に声を掛けました。
「姫様!白雪姫様!」
すると窓が開き、下着姿の白雪姫が眠気眼で現れました。
「ふぁ。なんですか?」
「姫様!お妃様が貴女を殺そうとしています。どうかお逃げ下さい」
白雪姫は驚きましたがすぐに服を着替えました。
「私が下で受け止めます。飛び降りてください」
「分かったわ」
白雪姫は狩人に言われて飛び降りました。
最初のコメントを投稿しよう!