2章

9/9
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
その暴力や暴言は弘樹が大きくなるにつれ、酷くなっていく。 一年後…。 もう1人弟ができた。 当たり前の事に樹は喜んだ。 その子を産むため、母ちゃんは入院した。 家では、弘樹、樹、パパの3人の生活。 樹は「また暴力されるのかな?」とビクビクしながら、生活する様になる。 弘樹をお風呂に入れないといけないため、3人で入った。 その頃の樹は小学生。 お風呂ではしゃぐのも当たり前の事。 その日、お風呂ではしゃいでいて、ちょっとお湯が弘樹にかかり、「ごめんね。大丈夫かな?パパ」と、聞いた瞬間にお風呂のシャワーで顔を殴られ、「大丈夫なわけねぇだろ!ふざけんな!」と樹は責められた。 母ちゃん助けて…。 怖いよ…。 殺されちゃうよ…。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!