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ギアファースト・ジャンガリアン!!
エンジン音がより一層大きく、
腹の底に響き渡る。
ライダースーツから煙りの様なものが音に合わせて噴き出す。
「す、すごいパワーを感じるエビ!!
これが、これが!?。」
ただの一般人の執行も、まだ幼い園児達でさえもソコにある圧倒的なエネルギーに息を飲む。
一際、大きな音と排気ガスが上がりそれが引くと…。
「!!!?。」
「ど、どこにいったエビか!?。」
どういうわけかソコにはいかにも仮面ライダーが乗り回してそうなバイクがあるのはいいが乗り手の姿がない。
「逃げた…?」
園児達がバイクをペチペチ触ったり叩いたりしている。
『ここだッ!』
声はすれど姿が見えず
「ど、どこにいるエビ姿を見せるエビ!!。」
『ここだああああッ!!』
ドルンドルンとバイクがエンジンをふかす。
「は?バイ・・クが喋ってる!?。」
「もしかして・・バイクに変身したエビ・・おまw。」
ちょwwwww。
怪人も執行も園児たちも腹を抱えて笑っている。
「ねえねえwww誰が乗るのwwww」
「サトル君wwwwwダメwww来る時と帰るときに変身するんだよwwwwきっとwwww。」
「そりゃ変身渋るわwww。」
「怪人さん語尾忘れてる忘れてるエビwwww。」
大爆笑の渦を浴びせられバイクがガタガタと振動し始める
。
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