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やけに
周りから見られる
それもそうだ
新年早々、駅のホームで
別れ話をしてたら
否が応でも
目立つに決まってる
よく見ると
周りは手を繋いだ
カップルばかりだった
さっきまでは
きっと向こう側だった
こんなことを思えるほど
心が落ち着いていた
「あたしがいない間に光樹に好きな人が出来たらどうするの??
それでも待っててくれるの??」
「俺を信じてないの??」
「光樹を信じてるよ
信じてるけど…」
きっと信用されてない
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