1月1日

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「信じろよ 半年でも、1年でも それ以上でも待ってるから」 嘘だ 自分がどうしたいかなんて 自身でよくわかっていた それでも 仮面を被りいい男を演出した 「ごめんね、もう決めたの」 彼女の瞳は 涙で見えなくなっていた 駅のホームは いつのまにか空いていた 桜の手を握り、電車に乗った 電車内も空いていて それでいてカップルが目立った 僕らは席に座り 会話もなく、ただ お互いの手を握りしめた その手は とても震えていた
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