あたし達の夢の色に染まりやがれっ。

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次の日の朝.... あたしは 昨日の夜の熱と 朝の熱の違いにうんざりして ため息をひとつした。 それを見て 親父があたしに、 「最近疲れているな…、 今週は夜出歩くの控えなさい。 モデルの仕事もあるのだから。」 と、 夜の世界をあたしから取り上げた。 思わず声をあげようとしたが、 何も言えなかった。 親は 夜、あたし達が 何をしているか知らない。 …言えない。 認めてもらえないに決まってる。
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