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あたし達の演奏が終わり
みんなが帰る中、
あたし達はいつも
帰ることが出来ずにいた。
だって……
「オレら、、、
帰ったら
昼間の人間になんなきゃ
なんねぇんだよな…。」
と、ミクが名残惜しそうに言った。
あたしとヨースケは
うつむいてしまった。
そして、
あたし達はしようがなく
いやいや帰った。
朝なんて来なくていーのに…と。
ずっと
輝く星が散りばめられた
黒い空でいーのに。
朝が来るのはあっという間。
朝が夢ならいーのに。
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