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2020年(平成32年)4月6日朝
昨夜から眠れないほど楽しみでした。
「今日は楽しみだ!どうなってるかな~?ああ、寝ようとしても寝れない。」
と、落ちつきがない男の名は桜田龍一。22歳。独身(アパート1人暮らし)。志葉学園高等学校に教諭として勤務する事になった。趣味は運動。性格は熱く、他人思い。平成27年度の志葉学園高等学校の卒業生でもある。
ちなみに志葉学園高等学校は男女共学の私立高校。コースは普通と特進。
「さあ、支度もしたし、今日は少し早めに行こう。」
桜田は家を出て学校へ向かった。
自宅から歩いて15分ぐらいのとこに学校はある。
そして、学校の校門の前まで行った。
「俺は今日母校で教員生活スタートか!何かかなりやる気が入ってきたぞ!」
そして学校に入り、職員室へ入る。
「トントン(ドアを叩く音)失礼します。」
「やあ、桜田君!君を待ってたよ!見ない内にこんなにたくましくなって!いやー、生徒の時は生徒会長としてこの学校を熱くしたよな~。あれから5年が経っても、未だに熱い学校だよ。君はすごいよ!だって学校を変えたんだもの。」
桜田が職員室に入り、最初に声をかけたのは桜田が生徒の時から今でも校長をしている明石健司。53歳。既婚。趣味はゴルフ。性格は真面目で器用。
「おはようございます。校長先生!御無沙汰してます。今日からこの学校の教師としてお世話になります。」
桜田は校長先生挨拶を交わし、職員全員の前で自己紹介をした。
「桜田龍一です。担当教科は数学、普通科2年C組の担任をする事になりました。まだまだ未熟ですが、教師として志葉学園高等学校を熱くしていきたいです。」
「さあ時間だ。皆さん。それぞれの教室に行ってホームルームを行い、始業式を始めるから体育館まで誘導をお願い。」
校長の指示で桜田は2年C組の教室へ向かった。
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