終わらない悪夢

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しかしこの部屋は本当に何があったんだろうか。 弾薬があんなに置いてあるのは異常だ。 取り敢えず何の弾薬があるか確認するか。 猟銃は12個、ハンドガンは24個、ショットガン6個、あとは何かのマガジンが1セットだ。 多分マガジンはマシンガンか何かだろう。 「まぁ…ないよりあった方がいいか。」 「ショットガンの弾はありますか?」 「はいよ。これだよ。」 「ありがとうございます。」 俺は御桜さんに弾を渡して寝室から出ると館の廊下に出た。 「ふぅ…さっきの部屋は何だったんだ。」 御桜さんも出てきて廊下を確認すると廊下の壁に飛散した血の痕があった。 「…何か血痕が壁に付いてますね。」 「あぁ…そうだな。」 ちなみにこの廊下は一本道だった。 「さて真っ直ぐに行くか。」 一本道を進んで行くと十字路の道になった。 「あの…ここは…」 「ってことは俺達が出て来たは…さっき十字路の道をすぐに右を入ったところからこの一本道の所に出てきたわけだ。」 「そうなりますね。」 とすると実際は俺達から見て右の道になるわけだ。 調べてない道と考えて。 「よし…こっちを行こう。」 俺はその道に入って行った。 その後曲がり角来て曲がった。 ひたすら長い一本道だった。 「この道は長いなぁ…」 「確かに…沢山部屋がありますね。」 俺が更に奥に進んでいくとそこにはBEとYEがいた。 「なっ…」 「え…」 俺達は驚いた。 しかし…奴らはこっちにまだ気付いていない。 その上部屋の目の前に立って何かを待っているようだった。 何か待っている? 「健太さん、あの化け物達が待っているのはもしかして…」 「あぁ…仲間の可能性がある。こちらに気付いてもいいのに気付いていない。つまりはあそこから誰か出るのを待っている。」 「こちらから仕掛けますか?」 「そうだな…いつも奇襲ばっか受けてたし…今回はこっちから行く。」 俺はBEの頭を狙って撃った。 すると音に気付いた二匹だったが、BEは動きが止まった。 YEはこっちに迫って来た。 「容赦はしない。」 YEの眉間を狙って撃った。 するとYEは動きが鈍った。 「私も撃ちます。」 御桜さんはショットガンで相手をギリギリまで引き付けて撃った。 するとYEの動きは完全に止まった。
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