第5章

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誠也Side いつものように、喧嘩して自室に帰ったらへんな奴がいた…… そいつの顔は一瞬女なのかと思うくれぇ綺麗な顔してた……… そいつは、俺と同室になったらしい……… どうせ、今までの奴のように俺を怖がってでていくに決まってる…… 今までだって、誰も俺に近づい来なかった…… 別になんでもいいんだが… 榊原と名乗ったそいつが、俺の顔をじっと見てきた… がんつけてんのか…? 「おぃ…てめぇ、ボコられたくなかったらさっさと俺の前から消えろ…」 そう言うとそいつは何も言わずに自室に帰って行った…… ほらな…?やっぱり今までの奴と同じじゃねぇか… なにが同室になった、だよ……すぐにいなくなるくせに……… お前も…………置いてくんだろ…………?
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