第5章

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はぁ……胸糞わりい……一人なんて慣れてんのに……… ……あいつが他の奴らと同じだってわかった時なんでか、……いやだった………… …………初対面なのにな…………たく……俺らしくねぇ……… ガチャ……バタン… 「………あの……」 「は?…なんで…」 なんで、目の前にさっき俺を怖がって逃げた奴が…… 「………?顔…怪我してる。消毒するからこっち来て…?」 怪我…?あぁ、喧嘩でできたかすり傷か… ………待てよ…?ならこいつが部屋に戻ったのって…… 「救急箱、探すのに手間取ったから…早く消毒しないと…化膿する…」 「…………お前……俺が怖くねぇのか……?」 気付いた時にはそう口に出してた… 「…??怖がるとこなんかあった?」 ………ぁあ…こいつなら信じれるかもな……… ………直感でそう思った… 「………??早く消毒するよ?」 「ぁあ…こんな傷ほっときゃ治る…」 「ダメ。せっかくお前イケメンなのに傷残ったらもったいない」 「っ!?////」 こいつ……俺より小せぇから上目遣いで…/// しかも、イケメンって/// 俺の心臓やべぇくらいドクドクいってらぁ…///
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