第6章

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「ごちそうさまでした」 「…ごちそうさま…」 誠也のやつ…ちゃんと綺麗に食べてくれた。 でも、何か言いたそうにこっち見てるな……? 「……?どうした?誠也…」 「……あ、……その……朝めし……さ、サンキューな……?///」 「…ん。」 顔を真っ赤にしてお礼を言う誠也がなんだか可笑しくて、俺は微笑んだ… 「………誰かに朝めし作ってもらうのなんて…久しぶりで…う、嬉しかった…///」 ……そっか……誠也……親に捨てられたんだ…… 「ご飯なら俺が作ってあげるから…」 「っ!!ほんとか?!」 嬉しそうに笑う誠也…… 「……ん(ニコッ」 そのあと、他愛もない会話をしながら後片付けをして、二人で部屋を出て教室へと向かった… 廊下を歩きながら誠也としゃべっていた 「…誠也…料理できなかったんだ…」 「あぁ?料理なんて出来なくても、生きてこれたし……」 「カップ麺とかですませてたんでしょww」 「…………………ぅ、それは………」 「……図星?…」 「………うるせぇ…」 すると後ろから…… 「翠ーっっ!!」 「番長ーっっ!」
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