第2章

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…………非常に困った……「番長っ鞄持ちますっ」 「番長っ俺が教室までお連れしますっ」 俺…転校初日に番長なっちゃった… あのあと番長…………あ、元ね? 元番長は、ニヤニヤしながら帰って行ったし………… 番長の取り巻きはいきなり俺に尽くすし………… 臨機応変過ぎるでしょ… いきなり番長変わったのに………… とりあえず、この敬語でしゃべられんの落ちつかない… 「…あのさ…敬語じゃなくていいから…」 と、言って軽く微笑んどいた 「「「っっっ/////」」」 すると周りの奴らは何故か顔を赤くしてた… 風邪………? 「おーいっ!翠ーっ!」 あ、椎忘れてた(笑) 「っと翠やなくて番長やったな!」 「…………椎まで番長って呼ぶの……??…」 なんか…ヤダ 「へ?だって番長やないですか!」 しかも敬語…ムカつく 「…敬語も番長って呼ばれるのもヤダ……なんか…他人みたい…」 仮にも幼なじみなんだし… すると 「あっ///…っと//ごめんな?翠……」 「………次番長って呼んだら嫌いになる…」 「ぇえ!?もぅ呼ばへんから、嫌いにならんとって?」 分かればいい(笑) 「…ん…わかった…」
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