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「はぁ~」
「どうした?ため息なんてついて。」
「なんだ汚物か。」
「幸人です。」
「これだよ。」
「おぉ!ラブレターじゃん。どれどれ、これは校内美少女ランキング5位の宮下先輩からじゃないかぁ!他にも上位ランカーばかり!」
なんだよ美少女ランキングって
「うらやましすぎるぞぉーー!なぜ真司ばっかりなんだぁ!」
「周りに迷惑だ黙れ。」
こいつはこういう話になると本当にうるさい
「あらあら、モテモテね出雲君♪」
またやっかいなのが来たな
「何かの間違いだろ。」
ぶっきらぼうに俺は答えた
「そんなことないわよ。出雲君イケメンだし。」
「そりゃどーも。」
「くそぉ!俺も手紙とかほしー」
「あら、それならそうと言えばいいのに。はい。」
と言って安住は幸人に紙を渡した
「え?マジですか?ついに俺にも春がきたぁーーー!」
テンションが最高潮の幸人が見た手紙の内容は・・・
『死ね』
「ひどい。」
ラブレターならぬデスレターだった
幸人のテンションは最高潮からどん底へと落ちた
「とりあえず、返事を言いにいってくる。」
そういってとりあえず宮下先輩に呼ばれた屋上へ向かった
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