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「さて、行くか。」
俺の名は出雲 真司
今日から高校生になる
「し~んじ」
今俺に声をかけたやつは俺の友達の桐山 幸人
「きたか、行くぞ。」
「まったくもうちょっと愛想よくしたら?友達できないぞ?」
「別に俺はお前だけでもかまわないんだがな。」
「ごめん、俺そっち系じゃないんで」
「そうか、お前は殴られたいのか。」
「待って、せめて左手は勘弁してください。」
「安心しろ、小指だけしか使わないから。」
「それでも俺大怪我免れないよね?」
「当たり前だ。運が悪ければ骨折どころじゃすまないぞ?」
「すいませんでした。」
と言ったとたん幸人は土下座してきた
土下座するなら言わなきゃいいのにな
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