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入学式の直後俺達は生徒会室に向かっていた
「でも、生徒会長さん美人だったからお説教されるのもいいかも。」
「あほか、入学早々なんで怒られなきゃいけないんだよ。」
「そりゃ、真司のせいでしょ?」
「よし、左手フルパワーデコピン決定な。」
「ごめんなさい私が悪かったです。かんべんしてください。」
「生徒会室の前で騒ぐとはいい度胸だな。」
その声に気がついて振り向くと生徒会長が立っていた。
「「すんません。」」
「とりあえず中に入りなさい。」
その後俺達はお説教を15分ほどしてもらった
「よし、もう自分のクラスに戻っていいぞ。」
やっと終わったか
15分でも長く感じたな
幸人に続いて出ようとしたら
「君、名前は?」
「俺ですか?出雲 真司っていいます。」
「そ、そうか、覚えておこう。」
生徒会長に覚えられるってことは今後マークされるってことだよな
まったくやっかいだな
「わ、私は一之瀬 彩だ。」
これからの先が思いやられることを考えていると生徒会長は自らの名を名乗ってきた。しかも若干頬が赤くなっている。
「はぁ、じゃあ俺も覚えておきます。それじゃ俺もう行きますね。」
そういって生徒会室を後にした。
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